放送大学テキストを電子データ化して、どこでも持ち歩けるようにする方法
2016/11/22
今季の放送大学テキスト重量を量ってみましたら、2kgもありました!
これだけの重量のテキストを持ち歩いて勉強する事は貧弱な自分には無理です…。
そんなわけで、自分はいつでも、どこでも放送大学の勉強ができるように、テキストを自分で電子書籍化して持ち歩いています。
放送大学テキストを電子データ、電子書籍化する方法。
俗に言う「自炊」方法をご紹介します。
目次
1.放送大学テキスト電子データ化のメリット
冒頭にも書きましたが、お米のような重さのテキストを常に持ち歩いて勉強するのは、現実的でないですよね。
テキストを電子データ化しておけば、通勤中や、病院の待ち時間など
いつでも、どこでも空いた時間に勉強できるようになりますから
忙しい社会人大学生の方に、テキスト電子データ化は、オススメです!
2.電子書籍化に必要な道具
テキストの電子データ化には、以下の道具が必要です。
1.ドキュメントスキャナ(必須)
複数枚の紙をスキャンするスキャナーの事を、ドキュメントスキャナと呼びます。
電子データ化の鉄板商品はFujitsuから出ている「ScanSnap」というスキャナです。
2.裁断機(必須)
カッターで地道に裁断もできますが、裁断機があると短時間で電子データが作れます。
電子書籍を作る頻度によって、高いものと安いものを選べば良いかと思います。
自分が使っているのはDURODEX 自炊裁断機↑これです。
お値段張りますが、サックサク裁断できます。
100冊以上電子書籍を作る予定でしたら、この裁断機が良いでしょう。
今では、これらの道具を購入しなくてもレンタルできるサービスがあるようです!
DMMいろいろレンタル【デジタル化商品特集】
これなら、買うよりも安いですし、場所も取りませんねー
便利な世の中になりました…
3.パソコン(必須)
スキャンデータを取り込むのに必要です。
4.タブレット端末(あれば便利)
パソコン・スマホがあれば、必ず必要ではありませんが、あれば紙の本と同じような感覚で電子書籍を読むことができます。
オススメはiPadです。
3.テキストの電子書籍化、くわしい方法
1.表紙をバリっと剥がす
新品の本を破るのは勇気がいりますが、ビリっといきます。
この位置から破ると、綺麗に取れます。
表紙と本文が分離できました。
2.本を三等分くらいにする
裁断機で切れる厚さにカッターで切ります
3.本を裁断する
裁断機で本を裁断します。
自分の使っている裁断機は裁断位置が光で分かるので便利です。
4.ドキュメントスキャナでスキャンする
scanSnapで本をスキャンします。
4分の1くらいずつ、ドキュメントスキャナにセットして、スキャンしていきます。
一気にセット出来ればよいのですが、自分の持つScanSnap S1500では、50ページくらい毎にセットする必要があります。
ScanSnapの設定
自分の持つScanSnap S1500では、設定を以下のようにしてテキストを取り込んでいます。
読み取りモード:
スーパーファイン
自動
両面読み取り
オプション:
文字をくっきり
白紙のページを自動的に削除
文字の傾きを自動的に補正
ファイル形式:
PDF
マーカー部分の文字を~
全マーカー
検索可能なPDF
日本語
全ページ
ファイルサイズ:
1
テキスト認識に5分ほどかかります。
数分待つと、↑のような、選択可能なPDFができました。
これでテキストの電子データ化は完了です!
一連の作業完了までの所要時間は、慣れると1冊15分ほどです。
4.電子書籍を持ち歩く方法
電子書籍を持ち歩く方法は色々あります。
自分の場合は、iPadでアプリを利用して読むのが一番、学習しやすいです。
その他、画面の大き目なスマホ(iPhone6Plusやギャラクシーなど)でも持ち歩いて学習に使えます。
自分はiphoneとipadで学習しています。
5.電子書籍で勉強するのに最適なアプリ
自分がiPadで電子書記を使って勉強する時にGoodReaderというアプリを使っています。
このアプリは、本に罫線を引いたり、マーカーを引いたりできるのです。
難点は縦書きのテキストだと、マーカーを引けないし、本の開きが逆になってしまいます。
英語が基本なので、しょうがないですね…
ですが縦書きテキストでも、テキスト選択&マーカー引きはできませんが、このように手書きの線は引けます!
GoodReaderは有料アプリですが、特にマーカーを引いたりしないって方には、無料アプリの「SideBooks」がお勧めです。
「SideBooks」はテキストの開く向きを変える事が出来ます。
6.電子書籍化したテキストを再製本する
持ち込み可の科目では、紙のテキストが必要になりますね。
そのような場合、バラバラになった本を再製本すれば問題ありません。
再製本方法については、後ほど記事にしたいと思います。
自分で製本するのが面倒くさい場合は、以下のような製本サービスを利用する手もあります。
キンコーズ製本サービス
前期で持ち込み不可だった科目も、試験が終わるまで念のため取っておきましょう。
今季から持ち込み可に変更になる場合があります。