貧困と社会(’15)
2016/08/18
「貧困と社会(’15)」を受けた感想、難易度を教えてください
貧困と社会(’15)の平均点
平成27年度 第1学期:77.1点
平成27年度 第2学期:64.4点
みんなの感じた難易度
試験形式
択一
持ち込み
可 印刷教材・ノート
※持ち込み可否は学期によって変わります。試験前に受験票と一緒に郵送される「試験時間割」を必ず参照してください。
メディア
ラジオ
貧困と社会(’15)の説明
貧困という現象に対して、社会学的にアプローチする。
貧困は、いつも、低い生活水準以上の意味をもって貧者に体験されている。彼ら彼女らは、貧困によって関係とアイデンティティを不確かなものにしている。そのことこそ、貧困体験の中核的要素とさえいえる。また、貧困は、いつも自動的に社会問題として認知されてきた訳ではなかった。貧者が同じ社会の一員として想定され、有形無形、直接間接の交換や贈与が開始されることで、ようやく貧困は「われわれ」の問題になる。貧困は、社会という拡がりがどう想像されるのか――社会が誰を排除し誰を迎え入れるのか――によって、解決されるべき問題とみなされたり放置されたり時には貧者が敵視されたりする。貧困と社会の関係あるいは社会の中の貧者について、できるだけ具体的に論じていきたい。
「貧困と社会(’15)」を受けた感想、難易度を教えてください
※参考:放送大学ホームページ