新しい住宅の世界(’13)
2016/08/18
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新しい住宅の世界(’13)の平均点
平成27年度 第1学期:75.7点
平成27年度 第2学期:74.1点
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試験形式
記述
持ち込み
可 印刷教材・ノート(必携)
※持ち込み可否は学期によって変わります。試験前に受験票と一緒に郵送される「試験時間割」を必ず参照してください。
メディア
テレビ
新しい住宅の世界(’13)の説明
一般の人びとを対象に、都市における一戸建ての住宅を中心的にとりあげながら、現代の住宅にまつわる問題を、建築家の目から多角的・総合的に紹介することを目標とする。近来、生活レベルの向上にともなって、住宅の性能も向上し、住宅において消費されるエネルギーは増大の一途を辿っている。このため、住宅における消費エネルギーが、地球環境に与える影響が問題視されるようになり、サステイナブル(持続的)な住宅のあり方についても、広く議論されるようになっている。とはいえ、近来の住宅をつくる技術や生産組織は、きわめて複雑多岐をきわめる上に、できあがった住宅に住む人々の家族構成やライフスタイルも、多種多様になっている。さらには、住まいの集合が生み出すコミュニティのあり方も変化に富んでいるため、サステイナブルな住宅のあり方を理解するのは、それほど容易なことではない。しかしながら、サステイナブルな住宅の成り立ちを総合的に把握し、これからの住宅のあり方を、住み手の立場から再編成することは、今や喫緊のテーマになっているように思われる。具体的には、現代の住宅が辿ってきた歴史、その中で建築家が果たしてきた役割、現代の住宅における家族や生活様式の変化、戸建住宅の集合化とコミュニティの関係、住宅を秩序づける寸法、プロポーション、装飾などの美学的な視点、住宅をつくる材料・構法・設備などの最近の状況、省エネルギーや長寿命などのサステイナブル・デザインの考え方、住宅を供給する工務店やハウスメーカーの体制、住宅と風土や地域性の関係、住宅と街並の景観の関係など、さまざまな問題を解きほぐし、問題相互の関係を探りながら、現代における住宅の問題を、総合的に把握していく。とりわけ、2011年3月11日の東日本大震災は、これまでの住まいのあり方に対する考え方を大きく変えようとしている。震災後の仮設住宅や復興住宅についても考えながら、以上のような問題を再検討してみたい。
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※参考:放送大学ホームページ